近年危険運転によるトラブルや、事故のニュースが目に付くことが多いです。そんな事故を少しでも減らすため、運転中に大切な家族を守るための1つの手段としてドラレコシールを張る必要性をお伝えします。
目次
はじめに
車を運転している人であれば、一度は危険運転をするドライバーにあったことがあるのではないでしょうか。
JAFの調査では94.3パーセントのドライバーが「あおり運転をされたことがある」と回答しています(日本自動車連盟JAF平成28年)
こちらは問題ない運転をしているにも関わらず、後ろにピッタリついて煽ってくる、パッシングをする、クラクションを鳴らす。そういった車は必ず存在します。
私はこういった車がいる場合関わりたくないので、左にウインカーを出して抜いてもらいますが、時にはそんなことができない場所やケースが出てくると思います。
最近では高速道路で前に立ちふさがってブレーキをかけられて停止させられ、それが事故につながったという事件もありました。
変なトラブルに巻き込まれて事故を起こしてしまって、家族を失ってしまっては悔やんでも悔やみきれません。
今回はそういったトラブルに巻き込まれないためのドラレコステッカーの活用法をお伝えします。
危険運転ドライバーの心理
危険運転をするドライバーは、何を考えているのでしょうか。
車に乗るとその人の本性が出る。といった話もありますが、元々攻撃性の高い人は更に高くなると言われています。
なぜか?と考えた時「車という鎧に守られている」「匿名性が高くすぐに逃げられる状態」という事があります。
これは心理学的に言う没個性化という心理的効果に由来するものです。
それによってより気が大きくなってしまい、気が大きくなった結果、自分はちゃんと運転をしているのに相手がおかしい。と思ってイライラして攻撃的になってしまうのではないでしょうか。
ちゃんと運転をしていない車を罰するために、自分は煽って相手に注意してやっている。相手が悪い、自分は悪くない。くらいの気持ちになっているのかもしれません。
子供が乗っていますステッカーとドラレコステッカーの違い
子供が乗っている時には子供が乗っていますステッカーを張っているから大丈夫ではないか?という声も耳にしますが、私はドラレコステッカーとその効果は全然違うものだと思っています。
子供が乗っていますステッカーとドラレコステッカーの違いについて考えてみました。
子供が乗っていますステッカー
子供が乗っていますステッカーは、諸説ありますが過去に車の事故が起こった時に、中に子供が取り残されていたことに気づかず命を落としてしまったことがあった。
そんなことを繰り返さないため、子供が乗っていますシールを張ることで、いざという時に子供を見つけてもらうことを目的としている。という説をよく聞きます。
また、子供が乗っているので安全運転をしています。ゆっくり運転します。といったアピールに使っている方もいるようです。
しかし、どれも噂レベルの話であり、全ての人が共通の意味で使っているシールではないのが現状です。
そして、このステッカーの危険なところは、危険運転をするドライバーにとってはこう思われる危険性があるのです。
・子供が乗っている?ドライバー女性か、トラブルになっても大丈夫だ。
・子供が乗っているからなんだ?こっちに気を遣えということか?ふざけるな。
子供が乗っていますステッカーを貼っていることで逆に、こういった危険運転をするようなドライバーが煽りやすい状況が発生してしまう場合があるのです。
ドラレコステッカー
一方ドラレコステッカーはその名の通り、この車はドラレコで録画しています。と伝えるためのシールです。
このステッカーのドラレコを録画しています。という言葉の裏にはこんな意味が隠されています。
何か起こった場合、あなたの車のナンバー車種、顔まで証拠として録画されていますよ。
これは強烈なけん制になります。
危険運転をするようなドライバーは、後ろめたいことをしている、ばれたら社会的にまずいという心は実はどこかにあるものの、「運転中はなにをしてもばれない」と思っているから危険運転をするのです。
なので、このようにいつでも証拠を提出できますよ。と表示している車は煽れないのです。
もちろん、実際ドラレコがついている方が良いのですが、このシールだけでも大きなけん制力になります。
どんなドラレコステッカーが良いのか
私は大きめのステッカーが良いと思います。あまりにも近づかないと見えなかったり目立たなかったりすると効果が薄くなると思うからです。
また、デザインや配色もある程度目立つようなものである必要があると思います。
私はこのようなマグネットタイプである程度大きいタイプのものを車の後方の真ん中に張っています。
かわいいステッカーはこちらから
まとめ
私はドラレコステッカーを貼ってから、煽り運転など危険なことをされたことがありません。数字では表せませんが、感覚的には明らかに貼る前と後で違うと感じます。
煽ろうと思ってか近づいてくる車も、ステッカーが目に入る距離まで来るとみんな距離を取ります。(私がわざとゆっくり走っているとか、変な運転をしているわけではありませんよ。)
これによって、家族を危険に晒すリスクを大きく減らしていると感じています。
本当はこんな、人を疑ってかかるようなことはしたくないし、誰もが自分の車と顔を録画されていると知ったらいい気分にはならないと思います。
しかし、自分と家族を守るためには今の時代には必要なものだと私は思っています。
ステッカー自体は2000円程度なので、お守り代わりに貼っても良いと思います。少しでも、不幸な事故が減るようにぜひ使ってみてください。
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