【男の育休】男性の育休取得について日本の現状と今後

男の育児休業について理解を深めたい方は参考にしてください。私が育児休業を検討する中で、調べた事をまとめました。




男の育児休業の現状

海外各国で、国が男の育児に対する政策を進めています。

日本も男の育休制度はありますが、実際に取得して男が育児をする文化はなかなか根付いていません。

実際にどのような状況なのか、説明したいと思います。

男性の育休取得率

近年の男性の育休取得率は、下記のように移り変わっています。

年度 男性育休取得率 女性育休取得率
2015年 2.65% 81.5%
2016年 3.16% 81.8%
2017年 5.14% 83.2%

※厚生労働省「雇用均等基本調査」より

男の育休取得者は女性よりは圧倒的に少ないのですが、データをみると次第に少しずつ育休取得率は増えているようにも思えます。

しかし、更に中身を見てみると面白い事が分かります。

男性の育休取得期間

男性の育休取得者の取得期間は下記のようになります。

期間 割合
0ヵ月~1ヵ月 83%
1ヵ月~6ヵ月 14%
6ヵ月以上 3%

※厚生労働省「平成27年度雇用均等基本調査」より

例えば、10000人のうち育休取得者が5%とすると500名いる事になります。

しかし、500名の中で6ヵ月以上の育休を取得できたのは3%、つまり、15名になります。

15名のうち1年間育休を取得するのはさらに絞られ、数名程度ではないかと思います。

つまり1年育休を取得して育児を行う男はまだまだ殆どいないという事が分かります。

男性が育休を取得しづらい理由

男が育休を取得しづらい理由は主に3つ考えられます

1.昔からの価値観があるため、男が育休を取ると言い出せない。

2.実際にある制度と、仕事場・周囲の状況があっていない。

3.男で育休を取得した前例が少ないため、不安、リスクを感じる。

実際のデータでも、

☆男性の育休取得率は3%程度。

☆男で育休を取得したうちの殆どが3ヵ月未満の期間と言われています。

☆職場に男性が育休を取れる雰囲気があるか、についても「ある」は20%程度だそうです。

☆男性の育休が不快、についても20%程度の人が思っているようです。

つまり、男が育休をとれる制度自体はありますが、それを受け入れてくれる周りの環境が無い。なので、育休を取得するメリットよりもリスクが大きすぎる。

このような背景があるため、育休を取る男性がなかなか増えないのだろうと思いました。

男の育児休業の今後

国としては男の育児休業を推進しています。

2020年までに男の育児休業率13%を目指しているそうです。

H26より育児休業給付金が50~67%貰えるようになったため、金銭的な面でも少しづつ育児休業が取りやすい状況になってきています。

また、育休を取りづらい原因の1つ、会社に向けて、「くるみんマーク」というマークを使って、男の育休を促しています。

これは、一定の条件を満たし子育て支援している企業が、厚生労働省の認定を受けることができ、このマークを使用できるというものです。

これに認定されることによって、企業はくるみんマークをPRに使えるようになります。

つまり「仕事と子育てが両立できる環境の企業ですよ!」と社会や新卒にアピールできるわけです。

少しづつなのかもしれませんが、こういった事の積み重ねで今後男の育児休業が取りやすい世の中に少しづつ変わっていくのではないでしょうか。

まとめ

今は社会や周囲の状況から育児休業を男が取得することが難しいですが、今後は次第に男が育児休業を取得しやすくなると思っています。

そのような中で、本ブログでは男が育休を取って育児を行っていく事の楽しさや難しさをはじめ、男性が育児に関わるという事がどういうことなのか。どのように関わることが理想なのか。

そういった様々な情報を発信して、今後男で育休を取得する人たちの何か力になれるものを残したいと考えています。

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