【男の育休】育休取得前の家族・育児に対する気持ち・考え

男で育休を取得したい、男性の育休に興味がある方に、私が育休を取得する前の育児や家族に対しての気持ち、考え方の変化についてお伝えします。

はじめに

私は家族を大事にしたい。と元々思って生活していました。

しかし、「家族を大事にする」と、言葉に表せばよい言葉なのですが、具体的にどのようにすることが家族を大事にするということなのか?

育休前にそれを明確に言え、と唐突に言われたらたぶん「自分の役割を果たして、ちゃんと給料を稼いでくることだ」などと答えていたかもしれません。

それはそれでもちろん大事なことなのですが、私の中でその優先順位が育休前と育休後で変わったと思います。

ここでは、育休前の気持ちや考え方の移り変わりをお話ししたいと思います。

育休前の育児に対する考え方

育休前の私の育児に関する考え方は、おそらく自分の親から与えられた考えや世間一般の常識にとらわれていたと今なら思います。

自分の中でこれが正しい、どうしたい、などと改めて考えることは特になく、結婚をして子供が産まれたら、女性は育休を取り育児をする、そして男性は働く。それが当たり前の事だと思っていました。

なので、1人目の子供が産まれた時は妻が育休を取り、私が働くという流れに何の疑問も持ちませんでした。

そして、妻もまたその事に対してなんの疑問も持っていませんでした。

育休前の家族状態・気持ちの変化

育児開始からしばらくの状態

1人目が産まれ、育児が始まりましたが、私の仕事は子供が起きるより早く起きて、子供が寝てから帰ってくるような仕事の状況でした。

つまり、週末少しの時間しか子供と触れ合えないような生活が続きました。週末も用事がある場合もあるので、1週間に子供と顔を合わせるのが数時間という時もありました。

毎日遅くまで働くことで疲れも蓄積し、体から疲れが完全に抜けることはありません。

それでも家族のために頑張らなければという気持ち、子供がかわいく、子供に関わりたいという気持ちが強くありました。

もちろん育児をしたい関わりたい、という気持ちがあるのでたまの休みに、さあ子供の世話しよう!と思うのですが、いざやろうとしても何をどうしていいか、何がどこにあるか全然わからない。

教わっても、1週間すれば分からなくなる、子供が泣いていてもなんで泣いているのかわからない、どうすればいいかわからない。

妻とは育児レベルがどんどん離されていきました。

育児開始後の気持ちの変化

そのうち、自分の仕事は育児ではないのだから仕事をしっかりして稼いでくることが大事なんだ。育児の事は妻しかわからないし、妻が行った方が効率がいい。

と心のどこかで思うようになっていた気がします。

例えば料理や洗い物を行ったり、洗濯物を干すといった家事の作業については一緒にやりましたが、育児に関しての作業、オムツ替え、出かける前の準備、着替えさせるなどの作業はほとんどできないので次第に妻任せになっていきました。

余談ですが、よく「旦那様が育児をしない」という話の中で、オムツ替えたり、着替えなんていつも見ているんだからできるでしょ?というママ側の声をよく見ます。

しかし、普段からある程度関わっていないと簡単なことでもなかなか分からないと思います。私はこのころ全然分かりませんでした。

オムツの置いてある場所、おしりふきの場所もわからない。拭き方もよくわからない。

着替えもどこに何があるのかわからない。今の季節は何を着せたらいいかわからない、どうやって着せたらいいかわからない。そんな状態でした。

子供も、あっというまに成長していくので、教えてもらって覚えても次にやる時にはやり方が違うという状態で、そんな状態が続くことで更に、無意識に育児は妻がやればいいという考えになっていきました。

家族の変化

家族として表面上は普通に生活していましたし、仲良くしていました。

私の気持ちの上でも、もちろん家族、妻、子供は大事に思っていました。しかし少しづつ家庭に変化がおとずれました。

後追いが始まるころになると、子供は妻がいないとダメな子供になっていました。

私が抱っこしてもずっと泣き続けている状態です。こっちも気が滅入ってきて、子供を抱っこするのが億劫になります。

「あぁ、やっぱりお母さんじゃなきゃダメか・・」なんていいながら妻に泣いている子供を渡すような状態になってきました。

そして妻と私の関係でも、変化が出てきました。妻が育児の事で私に相談をしてきても私にはどうしていいかわからないのです。

妻が子供の近くにいて、妻の方が私よりわかっている思うので「どんな判断でも信じているし、任せるから好きにしていいよ」と私は答えていました。

私の中では本当に妻を信頼しているので、わかっていない私に聞くより1人で判断してもらった方がいい。と思いっていたのですが、妻としては夫婦で子育てをしているのだから一緒に考えて欲しかった。という気持ちだったようです。

また、妻が夜、「今日は子供にこんなことがあってね!こんなことができるようになったんだよ!!」と報告してくれるので、「そうか、それは良かったね!」と返答はするのですが、喜びの気持ちに差があったように思います。

私にとっては、普段の子供の姿を見ていないので、それができることがどれだけすごいことなのか、今までできなかったのがやっとできるようになった、という感覚がないので、同じくらいのテンションで一緒に喜ぶことができなくなっていました。

しかしこの時、私は家族をないがしろにしていたつもりは当然無く、家族ってこういうものなんだろうな。と漠然と思っていました。

なにげない妻からの一言

そんな生活を送っているある日、妻が何気ない会話の中でこんなことを言いました。

「もし、次の子が産まれたらあなたが育休を取ればいい」

そこで、私は「そうか!男も育休を取れるのか!」と、ハッとした思いになりました。その時は冗談の会話で終わらせましたが、そのあと自分一人で改めて考えてみました。

今の状態で、子供は私にあまり懐いていません。そして、妻とは育児の会話があまりかみ合わないということは分かっていました。

そして、まだ育児開始から1年経っていないのにこんな状態ということは、数年これが続いたらどうなってしまうのだろう?と不安な気持ちになりました。

10数年後、自分が必死で働いて生活自体はできていたとしても、妻と私の気持ちは離れていて子供も私の事を嫌っていて、家には帰りづらいから外で一人で時間をつぶす。

そんな生活になってしまったら嫌だと思いました。

仕事はいくらでもあるけれど、家族は1つしかない。そう思った時に私が大事にするべきなのは「家族」だと思いました。

家族を大事にするために、育休を取って今からでも育児に本気で取り組むことで、いろいろな価値観も変わり、子供とも仲良くなり、妻とも同じ目線で子育てができるようになるかもしれない。と思いました。

そして、それによって今よりもっと素晴らしい家族になれるのではないか?と思いました。

そこからは男が育休を取ることについて、沢山調べました。それについては他の記事にてご紹介していします。

でも、私がそう考えていたこの頃、妻はまだこの時私が本気で育休を取るつもりだとは思っていなかったようです。

この後、調べる中で育休を取得した方がいい、理由というものが私の中でいくつか明確になってきました。

育休を取得しようと思った理由についてはこちらからどうぞ

>>>【男の育休】男の私が育休を取得しようと思った理由




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